オオヤマトンボ Epophthalmia elegans elegans 【南西諸島個体群】

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オオヤマトンボ Epophthalmia elegans elegans (Brauer, 1865) 【南西諸島個体群】

体長:78㎜~85㎜内外

成虫出現時期:3月上旬~11月下旬まで記録がある

分布:奄美群島、沖縄諸島、八重山諸島

生息環境:大きな池沼、ダム、湖、空き地

備考:♂は池沼の岸辺に沿って広範囲に周回飛翔しパトロールする。♀の産卵は岸辺の一定範囲を往復して時折打水して行うが、池沼の中央付近を広範囲に飛び回って行うこともある。交尾は水域付近の林縁の木の枝などに静止して行われる。

基本的な生態は本土個体群と変わらないが、南西諸島個体群は腹部の黄斑が発達し、体型も若干小型で細身である。

 

♂成熟 鹿児島県(奄美大島) 2022年9月

 

♀成熟 鹿児島県(奄美大島)2024年7月

 

♂成熟 鹿児島県(奄美大島)2024年7月

 

♀成熟 鹿児島県(奄美大島)2024年7月